シャガールー私の物語

2008年4月14日

マルク・シャガール(1887-1985)は、豊麗な色彩で幻想的な世界を描き出すだけでなく、素朴で温かな言葉で詩を謳い、若き日の思い出をつずりました。生涯にわたり、画家は私的な記憶、人生、愛をテーマに制作をつずけました。それらの絵画は、画家自身の「私の物語」を、私たちに語りかけてきます。一世紀を生きたシャガールの喜びと悲哀、そして人間愛にあうれる物語に接し、設計主旨にもっと詩的な物語を描いていきたいと思う。
ポーラ美術館にて 鱸 篤ー2008/4観