衣笠城址をいく

2008年3月17日

中世史家 鈴木かおる氏の解説で中世山城の道ー衣笠城址から大矢部、岩戸をあるく。横横道路、衣笠インター近く「大手」より「武者隠し」「不動の井」をとうり 曹洞宗 金峰山 不動院 大善寺 境内をくぐり 衣笠城址へ行く。
衣笠城は古代信仰の修験場の大善寺があり 衣笠十字路まで当時は海で出船が容易、三方山に囲まれ 地形が馬蹄形であったので衣笠を選び1063年(康平6年)三浦為通が本城を築いた。
衣笠城は全山を三段の雛壇形に切り開き 逆茂木を置く「六十七作十二谷戸」ー六つの上り口に七つの柵がめぐらされ 十二の谷戸があった。
衣笠城を囲むよううに 怒田,佐原、小矢部、大矢部、平作、太田和、芦名の支城が配置された。
1180年(冶承4年)8月26日衣笠合戦で 三浦大介義明89才一人城に残り 河越重頼 、江戸重長らによって討たれた。
鱸 篤 2008.3.13御粗末